言葉とアイデア わわわ

仕事紹介

写真館「上石写真」 様
ステートメント制作
写真家の上石了一さんが営む写真館「上石写真」のコピーを制作しました。
上石さんは、その人のそのままの姿を、そこにある光や空気といっしょに、やさしく掬い取るように写す写真家です。それは、誰かに自分を良く見せるための写真ではなく、自分と対話するための写真。その一枚の写真を見つめながら、過去・現在・未来と、いろんな自分を旅することができる写真です。
上石さんと対話を重ねて「上石さんの写真とは」を探る中で、 「自分に話しかける写真」という言葉が出た瞬間が、もっとも上石さんの想いと重なったように感じました。彼が被写体の体温を感じてシャッターを切るように、僕が上石さんの想いを感じて写し撮った言葉であり、上石さんの写真が生まれるのと同じようにして、この言葉が生まれたのだと思います。僕も、その時そのままの温度をできるだけ残せるように自分なりの暗室にこもり、余計な修飾をできる限り排して純度の高い言葉に現像しました。
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